


生きたくない、死にたい…

自分の将来が不安

最近の情勢上、将来は明るくありません。
国も国民を1人1人、助けたりはしません。
この記事を書いた頃は、超大手のマスコミ系企業が東大卒の女性を、自殺に追い込んだ事件が起きています。ここから解るのは【良い大学を出て一流とされる企業に入社しても安心はできないし将来は保証されない】です。
この記事の目次
正直、今は将来を楽観視できる時代ではありません。
バブル崩壊と言われる1991年〜1993年あたりから、景気は一向に回復しません。
国はあれこれ施策をしているかのように見えますが、結果として回復していないので国は当てにならない、と考えたほうが正解です。むしろ、何とか国民から税を搾り取る方向へは積極的に力を使い、精力的な動きをします。
国民総背番号制とか最たるものでしょう。
そんな事より景気回復が先じゃ?と思うのは大半、そう感じていると思いますが、国というのはそう簡単に変えられませんし動かせられません。実際、苦労を強いられるのは中所得から低所得の方々です。
でも、よくよく考えるとそれは当然の事。
選挙に大金がかかるのも結局は【一部の金持ちにとって都合が良い国作りにしたいから、選挙資金をふんだんに使えるお金持ちしか立候補しにくいようにしている】んです。もちろん、300万円程度でも立候補はできるかもしれませんが、知名度がなく宣伝広告費に数千万がかかる選挙に普通の経済力、ましてや低所得の場合であればお話になりません。
つまり、お金持ちしか政治家…もとい「政治屋」にはなれないようにされています。
だからこそ、当然のようにお金持ちには住みやすく、貧乏人には住みにくい。
そんな政策しかできず、不景気回復〜とか給与のアップを図っています〜とか言っても、潤うのは上層部のみ。中小企業や下っ端サラリーマンは恩恵なんてありません。ましてや自営業者なんて蚊帳の外です。
それはつまり、どうすれば良いかと言えば。
将来の暗黒をどうにかできるのは、あなた自身しかないのです。
とても良い大学を出て、いい企業に就職、または公務員になる。
それが1番、安定すると言われる道だと思います。
ここで安定ができれば、今の世の中ではいわゆる勝ち組。
給料も良ければ待遇も良い。
ボーナスも出るし、退職金も出る。
国の景気対策も多少は恩恵が受けられる可能性があります。
しかし、この道に乗れなかった場合…
良いとされる大卒でもない。
専門学校卒で大卒ですらない。
そもそも高卒だ……
こうなると、良いとされる就職からは大きく遠のきます。
ブラック会社と言われるところから、安い労働力として買い叩かれる場合も出てきます。
冒頭に書いたように、いわゆる高学歴とされる大学を出ても、必ず安泰とは言えません。
一部の大手企業には悪い伝統や癖がある場合もあるので、新人をシゴいたりイビったり。パワハラモラハラも当たり前だし、罵倒しても「新人を鍛えてやってる!」程度という腐れっぷりを発揮します。
これって現代の病でもあるイジメの延長です。
更に体育会系気質が歪んだ形で残っていると、シゴきという名のイジメが横行し、更にこれの悪いところは「自分もこうされてきたから、上に立ったなら同じように下にしてやろう。それがこの会社の伝統で正しい行いだ。ここを耐えて這い上がってこそ1人前だ!」とされ、受け継がれる事です。
人間、自分がされてきた嫌な事を他者に出来る立場になった場合「自分はされてきたけど、自分はそれをしないようにここで止めよう」とはなかなかなりません。大半が同じ事を後から入ってきた人にします。体育会系の上下関係はそれで成り立っている部分がとても大きいですからね。
正しい上下関係ではなく、歪んだ上下関係からなる厳しさは単なるイジメ。
そしてイジメと書けば大した内容に思われないかもしれませんが、実情は【名誉毀損】【脅迫罪】【侮辱罪】【強要】【傷害罪】などの行為を総まとめしたもの。つまりは犯罪行為です。アルハラなんかで一気をさせる行為も強要となり、犯罪行為。
つまり、大手に入っても自分を守るのは自分自身となってしまうのです。
望む企業には入れず、他の中小企業に入ろうとすれば敬遠される。または「東大卒でこんな小さい会社なんて…」とプライドが邪魔する場合もあるようですが、この場合は本人が悪いので仕方ないとして。
中小企業から敬遠されるのは、周りが普通の大学や専門高卒だと、どうしても扱いにくいと思われたり、高学歴者だから我が強そうだと感じられてしまい「うちの会社には勿体ないよ」なんて避けられてしまう事例もあります。
この場合はどのように、面接で立ち回れるかや、個人個人の醸し出す雰囲気もあるので一概には言えませんが今現在。東大を卒業しても就職に溢れてしまった…という人も居る時代だという事は紛れもない事実としてあります。
最終的にはアルバイトや派遣にまで下がり、年齢もどんどん高くなり。
転職に役立つ経験も得られず、いい就職や安定した仕事から溢れてしまうのです。
仕事が安定すれば将来も安定しやすいものです。
それは何故、就職し仕事をするのかというところを考えれば解ると思いますが、いい就職をしたいのはイコールで、お金が大きな部分を占めているのです。
皆が良い大学を出たいと思い、そこで良い就職をしたいのは安定して良い賃金が欲しいから。それが1番の理由です。そこに付随するのが、良い企業に就職していればステータスもありますから、周辺や親戚に対して良い立ち位置に居やすいですよね。
ここで躓くと、基本的にはその後も良い就職にはありつけません。
就職難で自殺者まで出てしまうのは、そういった背景を理解し、将来に絶望をしてしまうからだと感じます。そんな事はないよ!と明るく言ってあげられればいいんですが実際、今の日本の世の中はそういう情勢なので、がんばって良い大学を出ても、良い就職が叶わなければ、将来に不安しか残らないのは現実です。
雇われ先があるだけ良いと思え!という意見もありますし、一理あります。
しかし、殆どの時間を会社に取られ、自由時間や家族との時間も少ないけれど生活はできる状態。これは幸せだと思えますか?たぶん、これで幸せだと言える人は少数かと思います。
生きられれば良いか?
お金が得られれば良いか?
大企業に入り、日々罵倒され残業に休日出勤をしお金は他より多少、良いとしても…それで幸せを感じられ、将来が安泰だ!と思えるわけがありません。
働く目的は基本、お金ですがお金だけが得られれば、どんな扱いでも良いかと言えば違います。
ブラック企業は様々な種類がありますが、先の自殺者が出た会社だと、モラハラに過度なノルマがあり、更に長時間残業も休日出勤もある。上司からの罵倒も当たり前にあったようで、それが常態だというのが異常です。
先に書いたように、新人を教えているとか鍛えているという名目がある、体の良いイジメなのでやる側は心地良いし「たかがこれくらい」という認識しかなく、自殺し世間が騒ぎやっと気付いたのだろうと感じますが、心からの反省は恐らく、しません。
弱っちい新人が自殺なんかしやがって、うちの会社にどんだけ迷惑かけてんだよ!
そんな感情が渦巻いている…と思います。
これはあくまでも筆者が今まで、ブラック会社を経てきた中での感覚なので絶対そう、思っているに違いない!とは書きませんが得てしてそんなもん。会社、特に大手でこういった悪い風潮を良しとしてきたところは、社員なんてただの駒。死のうが生きようが、ハッキリ言ってどうでもいいんです。
ただ、会社に利益を持ってきてくれて。
会社の方針や上司には素直に服従する。
それだけしか望んではいません。
不景気が回復しないままの今、不安で満ち溢れている世の中であるという言い方は決して、間違いではありません。しかし、ここを嘆いても憂いても、何も変わらないのは解ると思います。
では、この不安が多い世の中で、どうすれば希望を持てると思いますか?
それは自分自身がどう、選び動くか。
それだけです。
国は国民を助けるより、税金を搾り取る事のほうが好き。
会社は会社の利益=経営陣の利益最優先で社員は使い捨ての駒。
こんな現状、あなたを救えるのはあなただけ。
ですからどう、動くのかが大切になってくるのです。
まず、今の自分に何が足らないのかを考えてみてください。国家資格を得るべく、勉強しているから意識高い系であるとか、そんな事はありません。資格さえ保持すれば安泰と思っている人や、国家資格を持ち、先生と呼ばれる立場になったら偉いとか勘違いしている人もいるかもしれませんが、偉くもなければ安泰でもありません。
必要なのは現代社会におけるサバイバル能力。
それは、自力でも稼ぐ方法を身につける、という事です。
sonoutikokoni