


仕事も将来も不安

自分はダメな人である

この記事の目次
どんな人であっても価値は何かしらあるもの。
しかし、自分に価値を見つけられる人ばかりではありません。
自分自身が無価値である。
そう、思ってしまう人も少なからず存在しています。
自分自身を心底、無価値であると感じてしまうと人はどんどん負のスパイラルに突入し、そこから抜け出すのが非常に困難になってしまいます。ですから自分自身を無価値であると捉えてはいけません。
とにかく、ネガティブな感情に囚われやすく「どうせ何々だから…」と諦めの感情も強く持っています。ここの根源にあるものは「自己評価」なんですが自己評価が著しく低いと自分に価値を見つけられません。
私といると不幸になってしまう
いつもいつも不運な事ばかりが起きる
他人から必要とされる資格が無い
自分の存在が他人に迷惑や不快感を与えてしまう
このように考え始めるとかなり危険です。
もし、思っていたらここから先の記事を読み進めてください。
様々な要因が考えられます。
子供時代のイジメ経験も理由の1つとなっているかもしれません。また、子供時代という最初の社会体験で躓くと、そこにまつわる全てが失敗体験の連続になる恐れも多分に存在しています。イジメられれば孤立し、孤独感を味わうでしょう。孤独感は更に内へ内へと性格形成を進め、積極性が失われていきます。積極的な行動ができなくなり、そこからヤル気や向上心といったものもどんどん減少。結果的に学問的にも遅れを取りやすく、高学歴社会と言われる中でそのレールに乗り損ねる…
高学歴社会の中、低学歴であれば良い就職からは遠のき低賃金低待遇の仕事。その中でも今までの失敗体験や孤独感から人との関わりが上手いとも言えず、職場での位置もイマイチな具合になり更に自分への無価値感が増す。
これは負のスパイラルの一環として書きましたが、これ以外にもちょっとした部分で躓いたなら。そこから全てが繋がっているかのように失敗体験の連鎖を引き起こしてしまう事がままあるのです。
この状態に陥ったなら、自分自身に価値を見出すのは難しいでしょう。
一旦、無価値と感じてしまうと抜け出すのは大変です。
非常に間違った感覚なのですが「自身を卑下しているほうが居心地が良い状態」であり「自分なんて」「どうせ俺なんて」「(失敗も)また、いつもどおり」と心から感じてしまう。価値なんて一切無く「自分は他者より劣っているしそれで仕方ない」としか考えられなくなります。
行動や努力が実らない事ばかりだと人は自信を失います。
不屈の精神で誰かの格言のように「失敗は存在していない、1つの経験を積んだだけだ」と思える人が居るのも事実ですが皆が皆、そんな強い精神で居られるかと言えばそうではないのです。
ですが、ずっと卑下し続けていると不幸は増すばかりなのはご存知ですか?
こういった人は「自分の周りには良い人が少ない」と思ってしまいがち。
それはあなたとは違った意味で悪い特性を持った人を寄せ付けてしまいやすいのです。不思議な事に、自分を卑下し続けていて無価値だと思っていると他人から価値を認めてもらうより「お前は本当にダメなヤツだ」と蔑まされているほうが常態である、と感じるからです。
悪い意味で逆の特性とは、自信過剰気味で自分は他者より優れていると思いこんでいるタイプ。人を馬鹿にしたり、自分のほうが上だと思いこんでいたりするので常に上下関係ができあがります。
これはよく、女性に起きる傾向がありますね。
DV気質の男ばかりをと付き合ってしまう。
暴力を振るわれても「私に理由があるから…」なんで言い出す。
優しい人が良いと言いつつ周囲から見て「何故?!」と思う人を選んでしまう。
ダメな自分をダメな人として扱ってくれる人をどこかで、求めてしまうのでしょう。
男性では友人や知人、職場での関係でそういった場面が見られやすく「友人や知人は選んだほうが良いよ」なんて言われてしまうケースもあるでしょう。社内でも腰が低く良いように使われている人も、それを良いように使っている人も双方が引き寄せてしまっているのです。
ただ、不幸指数が高いのは圧倒的に卑下している側です。
不幸を指数として現すのなら、自分を無価値だと思っている側のほうが高いです。
しかしそれも客観的に見ればの話であり、当人にその感覚はありません。
お前はダメなヤツだと言われ続けるのは本来、嫌な事。しかし、自分を無価値だと思っているのなら「当たり前の事を当たり前に言われ、無価値な自分を無価値だと認めてくれているだけ」なのです。
使いっ走りをさせられていても、馬鹿にされ罵詈雑言を浴びせられていてもそれが「無価値な自分には当たり前の事」と思えてしまうし、無価値なのに付き合ってくれている事に感謝とすら考えてしまう。常に下に見られていても当然だと思いこんでいるのです。
もし、思い当たる節があれば充分に注意してください。
それは普通ではありませんし、あなたは無価値でもないのです。
とは言っても、自分に価値が無いと思っている人がすぐ「そうなんだ!私に俺に価値があるんだ!」なんて変われません。少しずつ、変化をする必要があります。
まず、書面でも良いので自分を改善するのに何が必要かが記された書を読むのもお勧めです。筆者が見た中でお勧めなのは自分改造指南書という、ちょっと怪しい雰囲気のタイトルのものですが教材として売られています。
自己啓発に近いのですが、よりシステムっぽく改善の道順が書かれています。何がダメで何が良く無いかが、非常に丁寧に書かれていました。ここで内容を出すのはご法度なので気になる人は是非、入手される事をお勧めします。
自分を無価値だと感じるのであれば、自己啓発セミナーへの参加より遥かに価値がある品です。また、こういった方は宗教にもハマりやすい傾向にありますが、宗教では改善されません。お布施という名の授業料を取られ続けるだけなので、これも良くない意味での引き寄せ効果の一環。
そう、考えればこの書を手に取られるのが1番かと感じます。
sonoutikokoni