


お金がない!

お金がないから将来が不安

この記事の目次
生きていれば悩みは何らかあるもの。
恋愛の悩みもあれば、家庭内の悩みもあります。
その他諸々、悩ましい事はたくさんあるのでしょう。
しかし、現代社会で1番、悩ましいのはお金にまつわる悩みです。
子供が居て良い学校に行かせたい、そのために習い事をさせたい。
それにもかなりのお金がかかります。
洋服が欲しい、ブランドもののバッグが欲しい、車が欲しい、家が欲しい…それらを買えば大抵の人はローンを組みますから月々の支払いが生じます。給料が入っても全額、自由に使えるお金でもありません。
何をするにも、何を買うにも絶対に「お金」が必要なのです。
身体に何かがあった場合の治療だって基本的に無料ではない。
そのように絶対に必要なものだからこそ、現代人の悩みはお金に直結します。
手取り収入の額も年々、厳しいものになってきています。いつまで経っても景気が好調である、と言える状態にはなりません。国もあれこれしている…と思いたいですが果たして国民全体の生活レベルを引き上げようとしているのか?と考えると疑問しかありません。
企業、特に大企業優遇の節があります。
派遣という形を取り入れてしまったのも大企業優先の証ですし。
派遣は一見、働きやすそうだとかチャンスが多くなりそうだとか思わせておいて取り入れました。が、内実は企業が都合よく便利に人材を募集し扱え、要らない時には即ポイ捨て可能という働き方です。また、派遣会社は労働者の働きからピンハネして儲けているものですしね。
本来、時給1300円貰える仕事であれば募集時は時給1000円になるわけです。
安定もしない、ボーナスも出ない、賃金も高いとは言えない。
それでも生活にはお金が必要です。
食べたいものも食べられず、安価な食材を選ぶ。
使いたい冷暖房も光熱費を考えて暑さ寒さに耐える。
遊びに行きたくても、そんな時間もお金の余裕も無い。
それでいて、仕事は不安定…いつ、切られるかは解らない…
それでも更に、テレビはこのように流すのです。
賢い倹約術特集!
生活費の見直しで節約可能!
節約や倹約、我慢が「良い事で当たり前」と思い込ませてきます。
そして時々、大金持ちの生活を見せたり豪邸を紹介したりして「庶民とは違っていて皆がこうはなれませんよ」と強く印象付けてきます。この結果、どうなるかと言えば「ああいう人達は別世界の人。自分たちはああはなれないよねー、絶対に無理」と。
絶対に無理、と思って低賃金を当たり前としてくれたほうが都合が良いからです。
倹約、節約、我慢…低賃金で働かざるを得ない状態にしておきつつ、こういった方々を安く使い倒して一部が富を得ます。
派遣会社や企業の社長がこんな生活をしていると思いますか?
大手企業の幹部クラスや役職付も、こんな生活は絶対にしません。
食べたいものを食べ、高額な外食もしています。
高級車を乗り回し、冷暖房の節約なんてする必要性がない。
子供にも良い教育をさせ放題、習い事だってなんでも可能。
それでいて、従業員。特に末端の平社員やアルバイト、パート。派遣社員なんて便利に増やして使い、切りたくなったら即捨てられる便利な駒としか考えていません。経営者と幹部クラスが儲けられればそれだけで、もう良いのです。
国も企業も、格差社会だろうと自分たちが満足の行く生活であれば良いわけ。
では、実際に貧困層とか下流に近い中級はどうするべきでしょうか。ずっと搾取され続ける雇用形態に甘んじて節約倹約…と生き続けるのが幸せなのでしょうか?答えとしては「その生活は幸せとは言えない」です。
ちなみによく「お金だけが幸せではない」なんて言いますが、これも本当に本意で真実、そう思っているか甚だ疑問。
お金に困っている層や中流と言われる層が言うこの言葉には、諦めの中にある達観が作用しています。格差があって当たり前。自分はこの今の位置が分相応。一部のすごい人だけが良い生活をし、普通の人や社会的にダメな人とされる人は我慢と節約を良しとした「清貧」が正しい事。
しかし、断言できます。
そう、思い込んではいけません。
思いは現実となり、今の位置を良しとしてしまったらずっと、そのままです。
雇われる意外の事でお金を生み出す事を考えてみてください。
当たり前ですが犯罪や人を騙す等の方法ではなく、稼ぐ方法を考えるのです。
ヤフオクやメルカリでは家の不用品も売れます。
自分には大した事の無い品だと思っていても、実は欲しい人がいる場合も多く、そういう方々にとってはお金を払ってでも欲しい物なのです。家中にある使わない服や小物、もらったまましまいっぱなしの引き出物なんかも売ってしまいましょう。
それで種金を作ったなら、次は実際に何かを仕入れて売ってみる。
ネットをちょっと調べても、そういった方法は出てくるのが今の世の中です。
金融から借りてしまってはそれこそ、企業の思うツボ。金融業者とははお金に困っている人から、お金を取るのが業務内容ですからね。それよりまず、自分自身でお金を見出す事を考えるのが正しい選択肢です。
お金に困る生活を送っているのなら。
国や企業に頼るのは得策ではありません。むしろ、マイナス。
国は企業の味方だし、企業は自分達の私服を肥やせれば良い。
基本的に考えている事はいかに安価に使える労働者を集め、利益を増やせるかです。その利益の還元は労働者へほとんど、還元されません。月給が上がったとしても数千円程度である事が大多数。
本当にお金に困っているのであれば、自分で稼ぐ手段を考える。
種金を作るためにも不用品や今、無くても良い物を売り払ってみる。
もう1度書きますが、国も企業も頼るのは得策ではありません。
厳しい事ですが誤魔化さず、ハッキリと書けば頼れるのは自分自身なのです。
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